新たな地平を開拓

2017 年に AMD Ryzen™ プロセッサが登場するまで、2 桁のプロセス ノードをベースとする 4 コア CPU が市場の標準でした。そして現在、お客様は今日の最も要求の厳しい仕事、ゲーム、クリエイティブな作業に使用されるアプリケーションを迅速に処理する最大数十のコアとスレッド、強力な統合グラフィックス、最先端のテクノロジを提供するデスクトップ プロセッサおよびモバイル プロセッサを利用しています。

AMD Ryzen プロセッサは、その最初の導入以来、さまざまな方法で市場をリードしてきました。ユーザーは AMD プロセッサを使用して、これまでよりも優れた PC エクスペリエンスを楽しむことができます。その方法をいくつか紹介します。

AMD Ryzen™ プロセッサ: 期待を上回る進化

2020 年、AMD は 7 nm プロセスをベースとしたさまざまな AMD Ryzen™ および AMD Ryzen™ PRO プロセッサを導入し、ノード サイズで競合製品を上回りました。そして今年、AMD は、4 nm テクノロジをベースとした世界で最も先進的な x86 プロセッサである AMD Ryzen™ 7040 シリーズ プロセッサを市場に投入しました。1

このテクノロジは、お客様の従来の期待を上回る卓越したパフォーマンス、電力効率、バッテリ ライフを提供します。また、AMD Ryzen および Ryzen PRO 7040 シリーズ プロセッサに搭載された世界初の x86 AI エンジンにより、AMD は引き続き、さらに優れたリーダーシップ テクノロジをユーザーに提供していきます。2

AMD と AI: x86 プロセッサに統合された世界初の AI エンジン2

普及型 AI 戦略を継続している AMD は、AMD Ryzen™ AI を市場に提供することで、現在の私たちが知っている従来の x86 PC をその専用 AI エンジンで変革した最初の企業です。3 AMD Ryzen AI は、ビジネス ユーザーの仕事とコミュニケーションのあり方を変革します。これによってまず提供されるのは、Microsoft Teams やその他の主要なビデオ会議アプリケーションでの没入型 AI コラボレーション エクスペリエンスです。その他の利点としては、驚異的なバッテリ ライフ、マルチタスクの処理速度、静かな動作音などがあります。

既に 50 近くの AI 対応システムが市場に投入されている中、AMD は既存の製品で AI PC の時代をリードしています。また、今後も新たな興味深い開発を進め、Windows Studio Effects などで AI を最大限活用できる機能をお客様に提供していく予定です。

業界をリードするパフォーマンスと効率性

システムを最大限に活用するという点で、AMD は一切妥協しません。競合他社がより高い効率を達成するためにさまざまなタイプのコアを導入している一方で、AMD はモバイル製品向けに最大 8 個のハイパフォーマンス コアを提供し、TDP を 15 W ~ 45 W の範囲に抑えることで、市場全体のお客様が驚異的な結果を達成できるよう支援しています。 

AMD によるメリット:

  • マルチスレッド パフォーマンスが最大 58% 向上4
  • 市場をリードする 14.5 時間のバッテリ ライフ – 競合他社より最大 17% も長持ち5、6
  • グラフィックス パフォーマンスが競合製品の最大 2 倍 (世界最速の統合グラフィックスを提供)3

妥協したり、安直な道を選んだりはしません。

AMD は今後も限界に挑戦し、画期的な新しいテクノロジとパフォーマンス リーダーシップで市場を前進させていきます。AMD 製品を選んだお客様が可能な限り最高のパフォーマンスとエクスペリエンスを確実に得られるよう取り組んでいきます。お客様が仕事、ゲーミング、またはクリエイティブな作業で優れたパフォーマンスを求めているなら、必ず AMD Ryzen および Ryzen PRO プロセッサを紹介してください。

脚注
  1. 2023 年 9 月時点の x86 プラットフォームにおける AMD プロセッサの小型ノード サイズに基づいています。GD-203
  2. 2023 年 5 月時点で、AMD Ryzen AI は、x86 Windows プロセッサで動作する最初の専用 AI エンジンでした。ここで "専用 AI エンジン" とは、AI 推論モデルの処理以外の機能を持たない AI エンジンを指し、x86 プロセッサ ダイの一部です。詳細については、https://www.amd.com/ja/products/ryzen-ai をご覧ください。PHX-3
  3. Ryzen™ AI は、AI 機能を実現する専用 AI エンジン、AMD Radeon™ グラフィックス エンジン、Ryzen プロセッサ コアの組み合わせとして定義されます。OEM および ISV による有効化が必要であり、特定の AI 機能はまだ Ryzen AI プロセッサ向けに最適化されていない可能性があります。Ryzen AI は、すべての AMD Ryzen 7040 シリーズ プロセッサ (ただし、Ryzen 5 7540U と Ryzen 3 7440U を除く) と互換性があります。ご購入前に、機能が利用できるかどうかシステム メーカーにお問い合わせください。GD-220a。
  4. AMD の委託を受けた BOXX Technologies による 2023 年 7 月 13 日のテストでは、次のシステムを使用しています。Intel Core i7 1365U プロセッサ、Intel 統合グラフィックス、16 GB RAM、512 GB NVMe SSD および Windows 11 Pro を搭載した Dell Latitude 5440。Intel Core i7 1370P プロセッサ、Intel 統合グラフィックス、16 GB RAM、1 TB NVMe SSD および Windows 11 Pro を搭載した Dell Latitude 5440。Ryzen 7 PRO 7840U プロセッサ、統合 Radeon グラフィックス、16 GB RAM、1 TB NVMe SSD、Windows 11 Pro を搭載した Lenovo ThinkPad T14 Gen 4。次のテストを使用しました。Geekbench V5 Single Core、Cinebench R23 n スレッド、Blender Bench CPU-Classroom、Passmark 11 Overall、および 3DMark Night Raid。PC メーカーの構成によって、異なる結果が生じる場合があります。実際の結果と異なる場合があります。PHXP-41
  5. バッテリ ライフは Lenovo がテストしたものです。バッテリ ライフの記載はすべておおよその値です。バッテリ ライフは、AMD Ryzen 7 PRO 7840U プロセッサ、WUXGA 低電力ディスプレイ (タッチ非対応)、52.5 Wh のバッテリ (250 ニットの輝度で最高の電力効率パワーモードに設定) を搭載した Lenovo ThinkPad T14 Gen 4 を使用して実施した MobileMark 25 のテスト結果に基づいています。実際のバッテリ ライフは、さまざまな要因によって異なります。それらの要因には、製品構成、使用状況、ソフトウェア、動作条件、ワイヤレス機能、パワー マネージメント設定、画面の明るさなどが含まれますが、これらに限定されるものではありません。バッテリの最大容量は、時間の経過と使用状況に応じて自然に減少します。AMD は、このバッテリ ライフの報告を独自にテストまたは検証していません。詳しい情報については、https://psref.lenovo.com/Product/ThinkPad/ThinkPad_T14_Gen_4_AMD をご覧ください。  PHXP-43
  6. 2023 年 10 月 4 日時点の AMD による社内テストに基づいています。バッテリ ライフの結果は、バッテリ稼働のマシンで 9 人が参加する Microsoft Teams ビデオ会議を実施した結果で評価しました。AMD/Intel のシステムは、電力レベル 100% > 5% @ 150 ニットの明るさで実行し、電力モードを "電力効率" に設定しています。Ryzen™ 7 7840U のシステム構成: Lenovo ThinkPad T14 Gen 4、AMD Radeon グラフィックス、16 GB RAM、1 TB NVMe SSD、Windows 11 Pro および 52 Wh バッテリ。Intel Core i7 1370P のシステム構成: Dell Latitude 5440、16 GB RAM、1 TB NVMe SSD、Intel 統合グラフィックス、Windows 11 Pro、54 Wh バッテリ。Intel Core i7 1365U のシステム構成: Dell Latitude 5440、16 GB RAM、512 GB NVMe SSD、Intel 統合グラフィックス、Windows 11 Pro、54 Wh バッテリ。PHXP-53

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