AMD は、さまざまな業界管理システムを統制する多数の規格に対して、最高レベルのコンプライアンスを確保できるよう取り組んでいます。JEDEC および RBA のメンバーとして、お客様やサプライヤーと協力して業界標準に準拠しています。また、製品に含まれる有害物質の低減にも努めています。AMD は以下の認証および規格に準拠し、品質、安全性、環境保護に関する非常に厳格な要件を満たしています。
RoHS
AMD 製品 (*) は、必要時に追加物質を使用する場合を除き、すべて RoHS 指令に準拠しています。 RoHS 指令に準拠していることは、均質材料に含有している規制物質が最大許容濃度を超えていないことを示すものであり、中国における指令、EU の RoHS 指令 (2011/65/EU)、改正 RoHS 指令 (2015/863/EU)、英国法 The Restriction of the Use of Certain Hazardous Substances in Electrical and Electronic Equipment Regulations 2012 (2021 年 1 月 1 日改正) で規定されています。
* 軍事、宇宙用の製品は、RoHS 指令に該当せず、鉛を含むものもあります。関連する製品の材料宣言をご覧ください。
REACH
REACH (化学物質の登録、評価、認可および制限) とは、2017 年 7 月 1 日に制定された、化学物質とその安全な使用に関する EC 規則 (EC 1907/2006) です。REACH 規則では、高懸念物質 (SVHC) を定めており、規制当局の事前承認なしにこれを使用、製造、輸入してはならないとされています。AMD 製品 (*) は、REACH 規則に準拠するよう設計、製造されています。
* 鉛を含有する軍用/航空宇宙用製品は対象外です。
ハロゲンおよび 米国 EPA TSCA 規制に関する記述
製品は IEC 61249-2-21:2003 に準拠しており、すべての均質材料に含まれる塩素が 900 ppm 未満または臭素が 900 ppm 未満で、塩素と臭素の合計濃度が 1,500 ppm 未満となっています。
AMD 製品は、EPA の有害物質規制法の適用規定に適合しています。
米国カリフォルニア州法プロポジション 65
プロポジション 65 によると、事業者はカリフォルニア州の個人に対して、プロポジション 65 リストに含まれている化学物質への故意および意図的な曝露が起こる前に "明確かつ妥当" な警告を実施する必要があります。また、プロポジション 65 リストに記載されている化学物質を、カリフォルニア州の飲料水源に流入する可能性がある、または流入すると知りながら、排出または放出することを禁止しています。
AMD の半導体製品および評価キットは、通常の使用においてはいかなる個人に対しても、プロポジション 65 リストに記載されている化学物質への曝露を意図していません。したがって、プロポジション 65 に基づく "明確かつ妥当" な警告に関する要件は、AMD の半導体製品、マザーボード、および評価キットには適用されません。
このため、AMD の半導体製品、マザーボード、および評価キットには、プロポジション 65 またはプロポジション 65 リストに記載されている化学物質に関する警告は特に表示されていません。また、AMD では、当社の半導体製品、マザーボード、および評価キットに含まれている可能性のある、プロポジション 65 リスト記載の化学物質一覧も提供していません。
残留性有機化合物
Advanced Micro Devices は、AMD 製品が持続性有機汚染物質 (POPs) 改正法 (EU) 2019/1021 の附属書 I および附属書 II で定義された物質を含む要件に準拠していることを確認しています。
EU REACH 規則附属書 XVII 第 67 条
REACH 規則附属書 XVII の第 67 条では、電気・電子機器に含まれる可能性のある特定の物質に関する制限を設けています。これらの物質に関する制限は、部品や半組立品を再販する販売代理店や、完成した機器を再販する小売業者にも適用されます。AMD の知る限りにおいて、AMD の製品には附属書 XVII の制限対象物質は含まれていません。