
AMD FreeSync テクノロジは、AMD Radeon グラフィックスと連動してティアリングやちらつきのないゲーミング エクスペリエンスとスムーズな動画再生を実現します。HDMI® と DisplayPort™ の対応で接続も手軽です。

ベースラインの FreeSync テクノロジに追加された AMD FreeSync Premium1 テクノロジにより、本格的なゲーマーも、最高のパフォーマンスでティアリングのない滑らかなゲームプレイを楽しむことができます。

AMD FreeSync Premium Pro1 テクノロジは、ゲーミング ディスプレイを次世代のレベルへ引き上げ、HDR ゲームや映画、その他のコンテンツの再生において優れたユーザー エクスペリエンスを提供します。
ティア仕様
- モニターとテレビ
- ノート PC
モニターとテレビ
FreeSync | FreeSync Premium | FreeSync Premium Pro | |
---|---|---|---|
ティアリングのないエクスペリエンス | ✓ | ✓ | ✓ |
低レイテンシ | ✓ | ✓ | ✓ |
低フレーム レート補正 (LFC) | ✓ | ✓ | ✓ |
水平解像度 3440 未満: 最高リフレッシュ レート | 144Hz 以上 | 200Hz 以上 | 200Hz 以上 |
水平解像度 3440 以上: 最高リフレッシュ レート | 120Hz 以上 | 120Hz 以上 | |
AMD FreeSync HDR | ✓ |
ノート PC
FreeSync | FreeSync Premium | FreeSync Premium Pro | |
---|---|---|---|
ティアリングのないエクスペリエンス | ✓ | ✓ | ✓ |
低レイテンシ | ✓ | ✓ | ✓ |
最高リフレッシュ レート | 40 ~ 60Hz | 120Hz 以上 | 120Hz 以上 |
AMD FreeSync HDR | ✓ |


AMD FreeSync™ テクノロジとは、DisplayPort™ Adaptive-Sync や HDMI 可変リフレッシュ レートなどの業界標準を活用して、ユーザーにダイナミックなリフレッシュ レートを提供する AMD のイニシアチブです。AMD FreeSync テクノロジにより、ディスプレイのリフレッシュ レートが FreeSync 対応グラフィックス カードのフレーム レートと同期されるため、多くのユーザーが気にするゲーム中や動画再生中の入力レイテンシ、画面のティアリング、ちらつきなどの視覚的なアーチファクトが抑えられたり、なくなったりします。AMD FreeSync テクノロジは、DisplayPort™ および HDMI® 接続を介して利用できます。
勝利を求めるゲーマーも、気楽に楽しみたいゲーマーも、AMD FreeSync™ テクノロジを利用することで、レイテンシの低いスムーズなゲーミング エクスペリエンスを味わうことができます。希望するプレイに合わせてゲーミング エクスペリエンスを最大化するための推奨設定をご紹介します。
- AMD FreeSync テクノロジ対応モニターを最大限に活用するには、まず AMD Software: Adrenalin ドライバーをダウンロードしてインストールしてください。
- ディスプレイ設定で AMD FreeSync™ テクノロジを有効にします。
- AMD FreeSync™ テクノロジの状態の確認や有効化/無効化は、AMD Software: Adrenalin Edition の [Gaming] タブや [Display] タブなど、お使いのグラフィックス ソフトウェア上で可能です。
- ゲームの FPS がディスプレイのリフレッシュ レートを常に超えている場合は、V-Sync をオンにするか、フレーム レートの上限を設定してください。ティアリングのない最高の視覚体験を得ることができます。
- アサシン クリードOdyssey
- Borderlands 3
- Call of Duty: Black Ops 4
- デビル メイ クライ 5
- DIRT 5
- ファークライ5
- ファークライ ニュードーン
- ファークライ6
- Fishing: North Atlantic
- Godfall
- Horizon Zero Dawn
- バイオハザード RE:2
- バイオハザード RE:3
- Strange Brigade
- ディビジョン2
- ゴーストリコン ブレイクポイント
- Zombie Army 4: Dead War
AMD FreeSync™ テクノロジの恩恵を受けるには、AMD FreeSync™ テクノロジ対応のモニター、テレビ、またはノート PC と、FreeSync 互換の APU または GPU、さらに最新のグラフィックス ドライバーが必要です。Xbox One™ X と Xbox One™ S も AMD FreeSync™ テクノロジに対応しています。3
互換性のある GPU には、2013 年に発売された Radeon™ RX 200 シリーズ以降のすべての AMD Radeon™ グラフィックス カード、および GCN 2.0 アーキテクチャ以降を採用したすべての Radeon コンシューマー向けグラフィックス製品が含まれます。DisplayPort Adaptive-Sync に対応している Nvidia GeForce 10 シリーズ以降など、ほかの GPU も、AMD FreeSync テクノロジの動作が期待できます。詳細は GPU メーカーにご確認ください。
対応デスクトップ APU には、AMD Ryzen™ APU が含まれますが、マザーボードが DisplayPort™ または HDMI に接続できる必要があります。
AMD FreeSync™ テクノロジに対応しているモニターは、世界に 3,000 種類以上存在します。
現在、AMD FreeSync™ テクノロジに対応しているテレビは、世界に 850 種類以上あります。
AMD Radeon™ RX 500 シリーズ以降のグラフィックスまたは AMD Ryzen™ APU を搭載したノート PC は、外部接続の AMD FreeSync™ テクノロジ対応ディスプレイに対応しています。対応ディスプレイを DisplayPort™ または HDMI 経由でノート PC に接続するだけでご利用いただけます。
はい。AMD FreeSync™ テクノロジ プログラムでは、すべてのディスプレイが厳格な認定を受けるよう定められています。
DisplayPort Adaptive-Sync は DisplayPort 1.2a 仕様に追加された技術です。AMD が VESA グループに提案し、Embedded DisplayPort v1.0 仕様から移されました。DisplayPort リンクの主要機能の 1 つであり、AMD FreeSync™ テクノロジなどで必要とされるディスプレイのリフレッシュ レートのリアルタイム調整を可能にする業界標準の仕様です。AMD FreeSync™ テクノロジは、DisplayPort Adaptive-Sync プロトコルを活用した AMD 独自のハードウェア/ソフトウェア ソリューションです。スムーズでティアリングがなく、低レイテンシのゲームプレイと動画再生というメリットをユーザーに提供します。
VESA AdaptiveSync 認定と AMD FreeSync™ 認定は必ずしも同じではありません。AMD は、無料で厳格かつ包括的な FreeSync™ ディスプレイ認定テスト パッケージを提供しています。このパッケージでは、認定されたディスプレイが AMD FreeSync™、AMD FreeSync™ Premium、AMD FreeSync™ Premium Pro という 3 つのティアに分類され、AMD Radeon™ グラフィックス ユーザーにシームレスなエクスペリエンスを提供します。
AMD FreeSync™ テクノロジはディスプレイ OEM がライセンス料を支払わずに採用でき、高価な独自ハードウェア モジュールも不要であるという 2 つの点で、G-Sync よりも優れています。
AMD は、ライセンス料や高価なハードウェア モジュールを排除して、広く普及し、エンドユーザー コストを抑えたオープンなエコシステムを通じて、FreeSync™ テクノロジのメリットが皆さんにとって身近になるよう取り組んでいます。
はい。当初から FreeSync テクノロジは、HDMI 接続に対応しています。FreeSync 認定ディスプレイの多くでは、HDMI 2.1 のリリースや HDMI VRR の導入よりもかなり前から、HDMI 接続で可変リフレッシュ レート テクノロジに対応していました。 HDMI 接続がサポートされている FreeSync 認定ディスプレイを購入すると、ディスプレイが HDMI 2.1 に対応していない場合でも、すぐに可変リフレッシュ レートのメリットを得ることができます。
FreeSync™ Premium Pro の HDR 実装は、従来の HDR パイプラインとは異なります。FreeSync Premium Pro の場合、ディスプレイから仕様とデータがそのまま PC に渡されます。その結果、ゲームのトーン マッピングがディスプレイ上で直接実行されるため、煩雑な中間ステップがなく、入力レイテンシを減らすことができます。さらに、FreeSync Premium Pro のベースライン HDR 要件は HDR 400 よりも高く、SDR (sRGB) の 2 倍以上のカラー ボリュームが提供されます。
低フレーム レート補正 (LFC) とは、フレーム レートがディスプレイの最小リフレッシュ レートを下回ったときに AMD FreeSync テクノロジが動作する機能です。フレーム レートがディスプレイの最小リフレッシュ レートを下回ると、フレームが複数回複製されて表示されるため、フレームがディスプレイのリフレッシュ レートの範囲内のリフレッシュ レートに同期されます。たとえば、リフレッシュ レートが 60 〜 144 Hz のディスプレイの場合、40 FPS で実行されているゲームのフレームを 2 倍にすることで同期されます。その結果、ディスプレイが同期され、80 Hz で実行できるようになります。LFC が採用されているディスプレイでは、最小リフレッシュ レートの境界が実質的になくなります。AMD FreeSync Premium と FreeSync Premium Pro ティアのすべてのディスプレイは、必須の LFC 要件を満たせることが認定されています。
対応グラフィックス カードは、AMD FreeSync™ テクノロジが提供する幅広いダイナミック リフレッシュ レート範囲に対応しています。FreeSync 対応グラフィックス カードは、ディスプレイから通知された能力情報に基づいて、適切な最大リフレッシュ レートと最小リフレッシュ レートを検出し、設定できます。つまり、FreeSync はディスプレイ自体の最大リフレッシュ レートにまで対応しているということです。
AMD FreeSync テクノロジは、可変オーバードライブと完全な互換性があります。可変オーバードライブは、当社の FreeSync ディスプレイ パートナーが商品を差別化するために実装できる機能です。可変オーバードライブは、ドライバーや GPU との連携から独立しており、連携なしで動作します。したがって、必須ではありませんが、モニター OEM は可変オーバードライブを実装することが勧められます。可変オーバードライブがサポートされている多くの FreeSync モニターでモニター スケーラーのパーツが使用されていますが、すべてのモニター スケーラーにこの高度な機能が備わっているわけではありません。FreeSync テクノロジでは、モニターに高価なモジュールを用いて標準のモニター スケーラーを置き換える必要がないため、コストが低く抑えられます。
脚注
- AMD FreeSync/FreeSync Premium/FreeSync Premium Pro テクノロジには、AMD Radeon グラフィックスと AMD 認定のディスプレイが必要です。詳細については、www.amd.com/freesync をご覧ください。購入前に、機能についてシステム メーカーまたはディスプレイ メーカーにご確認ください。GD-127。
- 2023 年 11 月時点の AMD FreeSync テクノロジ対応ディスプレイの数は約 4,000 種類あり、一般公開されている競合製品ソリューション数を上回ります。GD-130a。
- Xbox One ファミリ コンソールで可変リフレッシュを有効にするには、HDMI 接続で FreeSync™ に対応し、可変リフレッシュ レートの下限値が 60 Hz 以下のディスプレイが必要です。GD-129
Xbox One は、米国および/またはその他の国における Microsoft Corporation の登録商標です。
DisplayPort™ および DisplayPort™ ロゴは、Video Electronics Standards Association (VESA®) が米国およびその他の国で所有する商標です。
HDMI、HDMI ロゴ、High-Definition Multimedia Interface は、米国およびその他の国における HDMI Licensing, LLC の商標または登録商標です。
- AMD FreeSync/FreeSync Premium/FreeSync Premium Pro テクノロジには、AMD Radeon グラフィックスと AMD 認定のディスプレイが必要です。詳細については、www.amd.com/freesync をご覧ください。購入前に、機能についてシステム メーカーまたはディスプレイ メーカーにご確認ください。GD-127。
- 2023 年 11 月時点の AMD FreeSync テクノロジ対応ディスプレイの数は約 4,000 種類あり、一般公開されている競合製品ソリューション数を上回ります。GD-130a。
- Xbox One ファミリ コンソールで可変リフレッシュを有効にするには、HDMI 接続で FreeSync™ に対応し、可変リフレッシュ レートの下限値が 60 Hz 以下のディスプレイが必要です。GD-129
Xbox One は、米国および/またはその他の国における Microsoft Corporation の登録商標です。
DisplayPort™ および DisplayPort™ ロゴは、Video Electronics Standards Association (VESA®) が米国およびその他の国で所有する商標です。
HDMI、HDMI ロゴ、High-Definition Multimedia Interface は、米国およびその他の国における HDMI Licensing, LLC の商標または登録商標です。