クラウド コンピューティングの強化で高まる需要に対応

組織では、一般的なエンタープライズ アプリケーション、トランザクション処理、AI など複雑化する演算の負荷に対応するためにスケーラビリティや柔軟性、パフォーマンスが求められています。クラウドへの移行によって、IT リーダーはリソース管理における柔軟性や簡素化というメリットを享受する一方で、多くの組織でクラウド コンピューティングの OPEX が急激に増大しています。OPEX を増加させることなくリソースを最大化する方法を見つけることが成功への鍵となります。そして、AMD ベースの VM の導入こそが、それを実現できる方法です。

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未来に備えて今こそスケーリングを

クラウドを使用するお客様は、自社の IT 投資を最大化できる適切なソリューションを選択する必要があります。AMD ベースの VM の導入は、パフォーマンスとクラウド OPEX の両面でメリットがあります。

ワークロード パフォーマンス

クラウド向けの世界最先端の x86 プロセッサ1 である、第 4 世代 AMD EPYC™ 搭載のクラウド仮想マシン (VM) は、最も要求の厳しいワークロードに対応可能な優れたパフォーマンスを提供します。AMD のソリューションは主要なクラウド プロバイダーから幅広く提供されており、お客様のビジネス ニーズに応えます。

クラウド エコノミクス

最新の AMD EPYC プロセッサ搭載の VM を選択すると、従来のプロセッサ搭載の VM と同じワークロード スループットで比較してコスト パフォーマンスが非常に優れています。これは、クラウド OPEX の大幅な削減を意味します。2

高度なセキュリティ機能

業界をリードするセキュリティ機能セット、AMD Infinity Guard により、業界のエコシステム パートナーは、ソフトウェアとシステム レベルでメリットを得ることができます。主要なセキュリティ機能の中でも際立つこの機能セットにより、各仮想マシンが暗号化され、AMD EPYC CPU のセキュリティと整合性が保たれます。3

クラウド パートナー

AMD EPYC プロセッサ搭載のクラウド VM は、主要なクラウド サービス プロバイダーからご利用いただけます。

Amazon EC2

お客様のワークロードのニーズに応えるインスタンスのポートフォリオを幅広くご用意。パフォーマンスとクラウド OPEX の最適化を実現します。AMD EPYC プロセッサ搭載の Amazon M7a インスタンスを選択することで、平均してパフォーマンスが 2 倍に向上し、クラウド OPEX が 37% 削減されます。

Google Cloud Platform

AMD EPYC 搭載の Google Cloud C3D VM では、非常に一般的なワークロードの実行で、平均してパフォーマンスの 37% 向上、OPEX の 31% 削減が実現します。

Microsoft Azure

HPC から汎用、メモリ集約型、ストレージ集約型のワークロードに至るまで、AMD EPYC プロセッサ搭載の Azure VM により、優れた速度、規模、コストパフォーマンスが実現します。

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お客様の導入事例

AMD のお客様のご意見/​​ご感想をご覧いただき、AMD EPYC プロセッサが貴社にもたらすさまざまなメリットをご確認ください。

リソース

ニュースレター & リクエストの連絡先

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脚注
  1. EPYC-029A: 比較は、2022 年 4 月 3 日時点の密度、パフォーマンス、機能、プロセス テクノロジ、および統合されたセキュリティ機能に基づいています。パフォーマンスに関する 300 以上の世界記録により業界をリードする第 4 世代 EPYC CPU は、最高の x86 密度を提供し、50% 多い DDR5 メモリ チャネル、大量の I/O スループットを実現する 60% 増加した PCIe® Gen5 レーン、より高速なデータ アクセスを可能にする最大 3.4 倍の L3 キャッシュ、高度な 5 nm テクノロジ、および Secure Memory Encryption、Secure Encrypted Virtualization (SEV)、SEV Encrypted State、SEV-Secure Nested Paging セキュリティ機能を備えています。詳細については、https://www.amd.com/en/campaigns/epyc-9004-architecture をご覧ください。
  2. SP5C-003: AWS M7a.4xlarge の最大スコアとクラウド OPEX 削減率 (M6i.4xlarge と比較)、2023 年 10 月 9 日付けの米国東部 (オハイオ州) における Linux® のオンデマンド料金を使用して、6 つの一般的なアプリケーション ワークロードを実行。FFmpeg: 約 2.5 倍の raw_vp9 パフォーマンス (M6i ランタイムの 40.2%)、約 52% のクラウド OpEx 削減率。NGINX™: 約 1.9 倍の WRK パフォーマンス (M6i ランタイムの 52.9%)、約 36% のクラウド OpEx 削減率。サーバーサイド Java® マルチインスタンスの最大 Java OPS: 約 1.6 倍の ops/秒パフォーマンス (M6i ランタイムの 63.3%)、約 24% のクラウド OpEx 削減率。MySQL™: 約 1.7 倍の TPROC-C パフォーマンス (M6i ランタイムの 57.5%)、約 31% のクラウド OpEx 削減率。SQL Server: 約 1.7 倍の TPROC-H パフォーマンス (M6i ランタイムの 58.1%)、約 30% のクラウド OpEx 削減率。Redis™: 約 2.4 倍の SET rps パフォーマンス (M6i ランタイムの 42.4%)、約 49% のクラウド OpEx 削減率。記載されているクラウド パフォーマンスの結果は、試験を実施した日付の構成に基づいています。基本構成の変更、および VM とそのリソースの配置、クラウド サービス プロバイダーによる最適化、アクセスしたクラウド リージョン、コテナント、システムで同時に実行したほかのワークロードのタイプなどの条件によって、結果は異なります。
  3. EPYC™ プロセッサの AMD Infinity Guard のセキュリティ機能は、サーバー OEM および/またはクラウド サービス プロバイダーにより有効化されている必要があります。これらの機能のサポートについては、OEM またはプロバイダーに確認してください。Infinity Guard の詳細については、https://www.amd.com/en/technologies/infinity-guard をご覧ください。GD-177