
物理ベースのパワフルなレンダリング エンジン
AMD Radeon™ ProRender は、AMD のパワフルな物理ベースのレンダリング エンジンです。クリエイティブ プロフェッショナルは業界標準のオープン スタンダードを使用して、GPU と CPU のパフォーマンスを活用し、驚くほどフォトリアリスティックな画像を制作することが可能です。
高速かつ簡単で驚異的な Radeon™ ProRender は、SideFX® Houdini™ Solaris のプラグインとして利用できます。これは、ルック開発、レイアウト、ライティングのための Pixar® USD HYDRA Imaging Framework ツールセットであり、ビューポート アセットの制作からファイナル レンダリングに至るまで、アーティストをパワフルに支援します。
このプラグインは、Radeon™ ProRender を Microsoft Windows®、macOS®、Linux® 用の SideFX® Houdini™ 18 以降に完全に統合できるため、Radeon™ ProRender を Houdini™ Solaris LOP でのライティングとルック開発のワークフローで使用できます。

物理ベース
ネイティブの物理ベースの広範なマテリアルとカメラ システムを備えており、グローバル イルミネーションを使用して設計に関する決定を間違いなく実行できます。

ハードウェア非依存
Radeon™ ProRender はハードウェアに依存しません。OpenCL™ 1.2 または Apple Metal® 2 が動作するコンピューターなら、CPU または GPU で Radeon™ ProRender を実行できます。

完全に統合
ワークフローの種類に関係なく、Radeon™ ProRender は Microsoft Windows®、macOS®、Linux® 用の SideFX® Houdini™ 18 に完全に統合できます。


フルスペクトル レンダリング
Vulkan® API ベースのフル スペクトル レンダリング テクノロジは、ラスタライズからパストレースされたリアリティに至るまで、レンダリング パイプラインのすべての段階をサポートしています (Windows® のみ)。

AI によってアクセラレートされたノイズ除去
Radeon™ ProRender は、機械学習のパワーを活用することで、従来のノイズ除去にかかる時間の数分の 1 程度の時間で、高品質なファイナル レンダリングとインタラクティブ レンダリングを制作できます。

次世代レンダリング
レンダリング アルゴリズムが改善された Radeon™ ProRender 2.01 をご体験ください。AMD Radeon™ RX 6000 シリーズ グラフィックスでのハードウェア アクセラレーテッド レイ トレーシングのサポートも追加されています。


- *NEW* デフォルトの Radeon™ ProRender 2.0 レンダー品質モード "フル":
- AMD Radeon™ RX 6000 シリーズ グラフィックス カードでハードウェア アクセラレーテッド レイ トレーシングを利用できます。
- レンダリング アルゴリズムが改善されており、特定量のレンダリング サンプルでノイズが軽減されます。
- CPU + GPU レンダリングを含む、複数デバイス全体でのスケーリングが最適化されています。*
- レンダリング品質を "レガシ" に設定することで、Radeon™ ProRender 1.0 モードを利用できます。
- *NEW* AOV 用の "RPR Standard Render Vars" ノードが、ノードのタブ メニューに追加されました。
- *NEW* 可変または Vertex プリミティブ変数のサポートが追加されました。
- Vulkan® API ベースのフル スペクトル レンダリング テクノロジにより、高速なビューポートとファイナル レンダリングが実現します。**
- 発光ボリュームなどの OpenVDB ボリュームのサポートにより、アーティストは煙や雲などの高度なエフェクトをレンダリングして、よりリアルなシーンを制作できます。***
- アダプティブ サブディビジョンでは、ピクセルよりも小さいオブジェクトを細かく分割しすぎないようになっているため、ワークフローが高速化されます。***
- ファイナル レンダリングとインタラクティブ レンダリングの両方でノイズ除去をサポートします。AI によってアクセラレートされたパワフルなノイズ除去が、GPU または CPU で実行されます。****
- 適応サンプリングは、高品質のレンダリングを可能にするとともに、レンダリング時間を短縮します。***
- Solaris ビューポートの統合により、リアルタイムで Radeon™ ProRender を操作し、変更内容を確認しながら作業を進めることができます。
- 可能な限り最高のパフォーマンスを維持するため、ユーザーがインタラクティブに項目を編集している間に、USD HYDRA フレームワークの一部として、更新されたオブジェクトのみが再エクスポートされます。
- OpenCL™ および Apple Metal® 2 規格に準拠して構築された Radeon™ ProRender は、ハードウェアに依存しないため、GPU と CPU のほぼすべての組み合わせを含め、OpenCL™ または Metal® 2 をサポートする事実上すべてのハードウェアで動作します。
- ワールド座標、UV、マテリアル インデックス、ジオメトリ法線、シェーディング法線、反射、拡散ライティングなどのサポートを含む、ポスト プロセッシングの AOV を備えています。
- フレームの完了とレンダリングの制御 – レンダリング パスの制限と期間、および適応サンプリング ノイズ レベルを設定できます。効率的なサンプリングにより、レンダリングのノイズが多いセクションに演算能力を費やすことができます。
- (* AMD CPU + AMD GPU を使用した場合にのみサポートされます。
** Windows® 版でのみ使用可能です。
*** Radeon™ ProRender 1.0 の "レガシ" レンダリング モードでのみ利用可能であり、現在 Radeon™ ProRender 2.0 の "フル" レンダリング モードには対応していません。
**** CPU は macOS® のみ)
- *NEW* MaterialX ネットワークをオブジェクトにアタッチできるようになりました。"RPR MaterialX" ノードを使用します。
- *NEW* テクスチャ キャッシュ設定を使用できるようになりました。レンダリング用のテクスチャをキャッシュするためにユーザー指定のフォルダーを使用します。
- *NEW* Radeon™ ProRender ネイティブのマテリアル ノードと UDIM をサポートします。
- Houdini™ USD Preview Surface VOP ノードと Houdini™ Principled Shader によるマテリアルのサポートおよび標準のテクスチャ ノードのサポートを行っています。
- USD ベースのシーン グラフの一部として、USD Preview Surface とテクスチャをサポートします。
- マテリアルが Houdini™ Karma のネイティブ レンダラーと非常に近くなっています。
- すべてのマテリアルとシェーダーの変更が、ビューポートでリアルタイムに更新されます。
- Houdini™ .rat 形式のテクスチャをサポートします。
- ディスプレイスメントおよびボリューム シェーダーをサポートします。
- *NEW* ユーザーがカスタマイズ可能なライト パス エクスプレッション (LPE) 出力が追加されました。
- Solaris LOP ノードによる Houdini™ ライティング ワークフローをサポートします。これにより、USD ベースのシーン グラフの一部として、USD Lux ライティングを含む複数のライトを管理できます。
- ライト シェーダーにより、USD ライティング システムを使用して、エリア ライト形状、スポット、ディレクショナル ポイント、ドーム ライトなどのリアルなライティングを作成できます。
- ライトは、露出 (指数)、強度 (線形)、色、および温度によって制御できます。
- IES ライトのサポートにより、実際のライティングの正確な散乱と減衰を表現できます。
- フォトメトリック ライティング - USD ドーム ライトを使用した IBL 環境をサポートします。
- 発光マテリアルにより、任意のジオメトリを発光させることができます。
- Solaris LOP ノードで Houdini™ カメラをサポートします。これにより、複数のカメラを管理できます。
- ビューポートを介して、インタラクティブ モードでレンダリングされるさまざまなカメラを管理および選択できます。
- 被写界深度 (DOF) とオブジェクトおよびカメラのモーション ブラーをサポートします。
- Microsoft Windows®、macOS®、Linux® 用の SideFX® Houdini™ 18 以降をサポートしています。
- *NEW* インストーラーが実行ファイルになりました ("activateHoudiniPlugin")。
- *NEW* OpenColorIO 色空間補正をサポート。
- ビューポートの Radeon™ ProRender メニューで、インタラクティブ レンダリング モードの表示モードを切り替えることができます。
- Houdini™ Solaris LOP のライティングとルック開発ワークフローに統合されています。
- USD ファイルをレンダリングするための Houdini™ "husk" ユーティリティによるオフライン レンダリングをサポートします。
- シーンごとまたはグローバル ベースで、レンダリング デバイスとサンプリング基準を制御します。

Microsoft Windows®、macOS®、Linux® 用の SideFX® Houdini™ 18 以降
Microsoft Windows® 10 64 ビット
macOS® High Sierra 10.13.3 以降 (外付け GPU サポートには 10.13.4 が必要)
Linux® 64 ビット ディストリビューションRHEL 7.7+、CentOS 7.7+、Ubuntu® 18.04+
ハードウェア
GPU と CPU の両方で動作。Windows® と Linux® における GPU での実行は、OpenCL™ 1.2 のサポートが必要です。macOS® の GPU には、Metal® 2 のサポートが必要です
Windows® と Linux® OS には、AMD グラフィックス カードが推奨され、macOS® では AMD グラフィックス カードが必要です
AMD OpenCL™ 1.2 カード以外の場合は、Windows® 10 64 ビットが必要です
推奨される Windows® および Linux® グラフィックス ハードウェア:
- AMD Radeon™ RX シリーズ グラフィックス カード (ハードウェアアクセラレーテッド レイ トレーシングは AMD Radeon™ RX 6000 シリーズ グラフィックスでのみサポート)、Radeon™ Pro W および WX シリーズ グラフィックス カード、Radeon™ Pro SSG グラフィックス、Radeon™ Pro Duo ("Polaris") グラフィックス、Radeon™ Vega Frontier Edition グラフィックス カード、Radeon™ Pro VII グラフィックス、Radeon™ VII グラフィックス、AMD FirePro™ W9100、W8100、W7100、および S シリーズ グラフィックス カード
互換性のある Apple® Mac® ハードウェア:
- MacBook® (Early 2015 以降)、MacBook Pro® (Mid 2012 以降)、MacBook Air® (Mid 2012 以降)、Mac mini® (Late 2012 以降)、iMac® (Late 2012 以降)、iMac Pro™ (Late 2017 以降)、Mac Pro® (Late 2013 以降) (Radeon™ ProRender では、外付け AMD Radeon™、Radeon™ Pro、または AMD FirePro™ グラフィックスのないモデルは CPU でのレンダリングに限定されます)
互換性のある Windows® および Linux® 用 AMD グラフィックス ハードウェア:
- AMD Radeon™ Pro Duo ("Fiji") グラフィックス、Radeon™ R9 Fury シリーズ グラフィックス カード、Radeon™ R9 Nano グラフィックス、Radeon™ R9 300 シリーズ グラフィックス カード、Radeon™ R9 290X グラフィックス、Radeon™ R9 290 グラフィックス、Radeon™ R9 285 グラフィックス、Radeon™ R9 280X グラフィックス、Radeon™ R9 280 グラフィックス
互換性のある Apple® Mac® 外部グラフィックス (eGPU) ハードウェア (サポートされているオールインワン eGPU 製品または eGPU Thunderbolt™ 3 シャーシが必要):
- AMD Radeon™ RX 470、RX 480、RX 560、RX 570、RX 580 グラフィックス、Radeon™ RX Vega 56、RX Vega 64、Vega Frontier Edition (空冷) グラフィックス、Radeon™ Pro WX 7100、WX 8200、WX 9100 グラフィックス (macOS® High Sierra 10.13.4 以降が必要)。AMD Radeon™ RX 5700、RX 5700 XT (macOS® Catalina 10.51.1 以降が必要)
脚注
免責条項および権利帰属
タイトル画像は、Houdini™ 用 AMD Radeon™ ProRender を使用して SideFX® が制作したものです
- AMD Radeon™ ProRender 2.0 は、開発者向けの SDK、SOLIDWORKS® Visualize 2021、および Autodesk® Maya®、Blender®、Houdini™ のプラグインで利用できます。
Apple、iMac、Mac、Mac mini、Mac Pro、MacBook、MacBook Air、MacBook Pro、macOS、および Metal は、Apple Inc. の登録商標です。iMac Pro は、Apple Inc. の商標です。Houdini、Houdini ロゴ、および SideFX は、米国およびその他の国で登録されている Side Effects Software Inc. の登録商標または商標です。Linux は、米国またはその他の国における Linus Torvalds の登録商標です。Microsoft および Windows は、米国および/またはその他の管轄地域における Microsoft Corporation の登録商標です。OpenCL は Apple Inc. の商標であり、Khronos Group Inc.の許可を得て使用されています。Pixar は、Disney•Pixar の登録商標です。Thunderbolt は、米国およびその他の国における Intel Corporation またはその子会社の商標です。Vulkan は、Khronos Group, Inc. の登録商標です。この資料に使用されているその他の製品名は識別目的のみに使用されており、所有するそれぞれの企業の商標である可能性があります。
免責条項および権利帰属
タイトル画像は、Houdini™ 用 AMD Radeon™ ProRender を使用して SideFX® が制作したものです
- AMD Radeon™ ProRender 2.0 は、開発者向けの SDK、SOLIDWORKS® Visualize 2021、および Autodesk® Maya®、Blender®、Houdini™ のプラグインで利用できます。
Apple、iMac、Mac、Mac mini、Mac Pro、MacBook、MacBook Air、MacBook Pro、macOS、および Metal は、Apple Inc. の登録商標です。iMac Pro は、Apple Inc. の商標です。Houdini、Houdini ロゴ、および SideFX は、米国およびその他の国で登録されている Side Effects Software Inc. の登録商標または商標です。Linux は、米国またはその他の国における Linus Torvalds の登録商標です。Microsoft および Windows は、米国および/またはその他の管轄地域における Microsoft Corporation の登録商標です。OpenCL は Apple Inc. の商標であり、Khronos Group Inc.の許可を得て使用されています。Pixar は、Disney•Pixar の登録商標です。Thunderbolt は、米国およびその他の国における Intel Corporation またはその子会社の商標です。Vulkan は、Khronos Group, Inc. の登録商標です。この資料に使用されているその他の製品名は識別目的のみに使用されており、所有するそれぞれの企業の商標である可能性があります。